騙されないレーサーランクの見分け方

スポンサーリンク
スポンサーリンク

A1ランクのレーサーを信頼して舟券を購入して、裏切られた事はありませんか?何でこいつがA1なんだ?ランク返上してB1からやり直せ!と思われた事はありませんか?

逆にB2ランクで勝率6点台という何とも不思議な状況をご覧になられて買い目に入れていいのか迷われた事はありませんか?

レーサーランクは、過度に信用すると痛い目を見ます。その理由は、適用されているランクは半年前の成績をベースにしているからです。このレーサーランクのつけ方の仕組みを理解すると、レース選択の目を養えるだけでなく、大き目の配当が取れることもあります。

今回は、レーサーのランク付けの仕組みとその注意点を説明していきます。

スポンサーリンク

レーサーランクの基本情報

ボートレーサーは2019年6月現在で、約1600名います。これだけの数になると名前だけで覚えたり、勝率のみで上手い下手を判断することが難しいので、ランクをつけて公表しています。

レーサーランクは、上からA1.A2.B1.B2の4階級有ります。ランクによって1ヶ月に斡旋(開催に招待される事を斡旋といいます。)される開催数や開催グレードが違うため、レーサーの獲得賞金に大きく影響を及ぼします。

このことから、レーサーは自分のランクを1つでも上げていく事を目標にしている方が多いです。

このランクは1年を半年後とに区切り、各半年間の成績で次の半年間のランクが決定します。

  • 前期 5月1日~10月31日の成績でランク審査を行い翌年1月1日~5月31日まで新ランクが適用
  • 後期 11月1日~4月30日の成績でランク審査を行い当年6月1日~12月31日まで新ランクが適用

ですので、現在見ているレーサーランクは、前期の実績を基にして評価されたものになります。

A1ランク

ボートレーサーの最高ランクになります。何しろ腕のあるレーサーが多いランクです。レースグレードが一般戦であれば、1番不利な6コースに入っても3着以上を狙えるレーサーが多く在籍しているランクになります。

  • 定率 最大全体の20%(1600名の場合、320名が定員)
  • 各連対率の基準 2連対率30%以上 3連対率40%以上
  • 事故率の基準 0.70以下
  • 最低出走回数の基準 90回

A2ランク

常に並以上の成績を上げていますが、A1ランクほどの腕はないレーサーになります。GⅡ.GⅢでも活躍する事も多く、引き当てたモーターによっては優勝も充分に狙えるレーサーです。

A1ランクの腕を持ちながら、病気やゲガなどで出走回数が足らなかったレーサーもこのランクにいることがあります。

  • 定率 最大全体の20%(1600名の場合、320名が定員)
  • 各連対率の基準 2連対率30%以上 3連対率40%以上
  • 事故率の基準 0.70以下
  • 最低出走回数の基準 70回

B1ランク

基準も低くAランク以外のレーサーのほぼ全員がこのランクにいます。まさに玉石混合のランクで、レーサーの見極めが難しいランクです。

  • 定率 最大全体の50%(1600名の場合、800名が定員)
  • 勝率の基準  2.00以上
  • 事故率の基準 0.70以下
  • 最低出走回数の基準 50回

B2ランク

デビューしたての新人レーサーや事故率が高いレーサー、産休などで長期休業していたレーサーなど何か理由がないと入らないランクになります。このランクで腕がないレーサーは引退を考えることになります。

勝率と事故率

ランク付けの中で、2連対率や3連対率については理解できると思います。では、勝率と事故率とはどのようなものでしょう。これは、半年間の出走成績で計算を行うものになります。

勝率

ボートレースは、着順によって得点をもらえる競技になります。この得点の合計を出走回数で割ったものが勝率になります。

もらえる得点は、上位着のレーサーが高得点となり、着順が落ちるともらえる得点も下がります。また、A1~B2まで出走するレースとAランクや当節の成績上位者だけだ出れるレースでは、上位着をとる難易度が違いますので、おなじ着でももらえる得点は変わります。

わかりやすくレースグレードを一般戦にして、具体例で、ボートレース常滑の2019年6月開催の財団会長杯の得点を見てみると。。。

  • 特賞・予選・一般戦 1着10点 2着8点 3着6点 4着4点 5着2点 6着1点
  • 特選 1着11点 2着9点 3着7点 4着5点 5着4点 6着3点
  • 準優勝戦 1着12点 2着10点 3着8点 4着6点 5着4点 6着3点
  • ドリーム戦 1着14点 2着12点 3着10点 4着8点 5着7点 6着6点

このようになります。

この条件で、予選を3回(1着1回 3着1回 5着1回) 特選を2回(1着1回 3着1回)走ったレーサーの勝率を計算してみると。。。

予選 10+6+2=18点 特選 11+7=18点 合計で獲得得点は36点

出走回数の5回で割ると、7.2となります。これが勝率になります。予選突破のボーダーは勝率6点と言われていますので、予選突破は確実となります。(ただし、違反がない事が条件です。)

この成績を出場した開催全てで挙げることができれば、勝率は7.2となり2連対率40% 3連対率80%となり、Aランクに入ることが可能です。

事故率

事故率は、選手が勢い余って犯してしまう反則行為に対してつけられるマイナス評価になります。やってしまった反則行為によって点数が決まっており、それを出走回数で割ったものが事故率になります。

点数が付く反則行為は・・・

  • フライング・出遅れ 優勝戦30点 優勝戦以外20点
  • 妨害失格  15点
  • レーサー責任での失格・欠場 10点
  • 不良航法・待機行動違反 2点

になります。

半年間に、優勝戦以外のフライング1回 不老航法1回を行った出走回数67回のレーサーの事故率は・・・

20+2=22点 出走回数67回で割ると0.32となります。この事故率であれば、勝率が高ければAランク入りが可能となります。

レーサーが震撼・・斡旋停止とは

ボートレースは、基本的に開催者側から財団法人日本モーターボート競走会に、斡旋依頼をしてレーサーを各開催に呼ぶ仕組みになっています。レーサー側から見ると競走会に斡旋してもらわなければレースに出れないことになります。

財団法人日本モーターボート競走会に、斡旋してもらえないレーサーが実在するのです。それが、フランニングや出遅れ、規定違反を犯したレーサーです。

規定違反に問われるのは、倫理的に問題がある行動を起こした場合ですので、普通にレーサーとして決まりを守っていれば問題はないのですが、フライングや出遅れは必ずといっていいほど全レーサーがしてしまう反則行為です。

フランニングや出遅れは、当該レーサーが絡む全舟券の払い戻しという開催側にとって売り上げを著しく落としてしまう厄介な事で、レーサーにも厳しい罰則があります。それが斡旋停止です。

1回目は30日 2回目は60日 3回目は90日の斡旋停止になり、現在斡旋されている開催が終了した段階で、規定日数の斡旋停止期間に入ります。この回数は、ランク審査期間ごとに累積されますので、前期で2回やらかしても、後期には0回に戻ります。

ここで、前項で説明したランク審査を行う期間を見てみましょう。いずれも180日程度の期間しかありません。もし、この180日の間にフライングや出遅れを2回犯してしまったとしましょう。その場合・・

1回目30日 2回目60日 合計90日間の斡旋停止となってしまいます。ランク審査期間の半分が出走できない状態になってしまいます。そうなると規定の出走回数のクリアが難しくなってきます。

ここで疑問思われるのは、各期の終わり際に犯してしまったフライングについてではないでしょうか。

これは、当期の回数にカウントされ斡旋停止期間は次期に持ち越されてます。例えば、フライングを1回犯しているレーサーが30日間の休みを終わらせて5月30日に2回目のフランニングを起こした場合、この時点で斡旋されている開催に出場し、後期に60日間の斡旋停止を受けることになります。

稼げるはずの賞金を逃し、レーサーランクの維持も危うくなるそれが斡旋停止になります。

レーサーランクを見る上での注意点

さて、ここまでの説明で概要はご理解いただけたと思います。では、ここからはこの仕組みによって生まれるランクとレーサーの実力が乖離する矛盾を探していきましょう。

実力以上にランクが下がってしまう場合

B1ランクの基準を見てください。50回以上の出走と0.70未満の事故率がないと入れないようなっています。要は、この基準を下回った場合、現状がA1でもB2に転落します。この条件で転落したからといって腕までB2になったのかというとそうではありません。

ということは・・・B2ランクの表示になっていますが、腕はA1です。うっかりはずしてしまうと痛い目を見ます。

この場合は勝率を見ればわかるんですが、病気や怪我、出産などの理由で長期離脱をした場合には勝率も著しく低く表示されます。ボートレース暦の短い方やレーサーを覚えずランクで舟券を購入している方はわかりにくいレーサが出現した状態になります。

このように腕がA1なのに表示はB2ということは起こりえることであり、このようなレーサーは知っている人であれば買えますが、そうでない人は敬遠する傾向にあります。3着までに入る確率は濃厚でありながら人気がつきにくく、高配当が出る場合もあります。

実力以上のランクが付いてしまっている場合

レーサーも人間ですので、好調不調の波は必ずあります。ボートレースは体重移動やタイミングが非常に重要な競技になりますので、この好調不調の波はレース結果に大きく影響を及ぼします。

アベレージが普通程度のレーサーが、好調の波に乗ってAランク入りすることはざらにあります。新しいランクが発表になった時に見てみると、えぇ?なぜこのレーサーがA1にいる?と思うことがあります。

これもレーサーを知っていれば見抜く事もできますが、そうでないとランクを信用して軸を間違えたり、入らないアウトコース艇を流してしまったりします。

騙されないレーサーランクの見分け方

ここまでの説明で、レーサーランクが全てではない事はご理解いただけたかと思います。ではこの記事の本題である、騙されないレーサーランクの見分け方ですが・・・。

前項の矛盾が起こっていないか出走表をチェックすることです。(当たり前ですね・・・)

では、私がやっている方法の1部を具体的に説明します。これは私の基準ですので、正解かどうかは分かりませんが、高い確率であっていたりするので、参考にはなると思います。

出走表の勝率をチェックする。

ここでは、勝率とランクが乖離していないかチェックします。そのときの基準は・・・

  • A1ランク 勝率6.00以上
  • A2ランク 勝率5.8以上
  • B1ランク 勝率3.8以上
  • B2ランク 勝率3.00以下

この基準を逸脱していると、疑って考えます。

前期の出走回数を確認する

ボートレースのウェブサイトには、前期の成績が掲載されています。ここで出走回数をチェックします。

この出走回数が各レーサーランクの規定出走数以下のレーサーは、疑って考えます。例えば、現在B1ランクのレーサーの前期出走回数が70回に届いていない場合やA2ランクのレーサーの前期出走回数が90回に届いていない場合は要注意と考えています。

前3節の成績をチェックする

ボートレースのウェブサイトには、前3節の成績が掲載されています。ここで成績をチェックします。

B1ランクでありながら1~3着がズラっと並んでいたり、A1ランクでありながら、6着が目立ったりすると要注意と考えています。

騙されないレーサーランクの見分け方のまとめ

すいません。かなり長文になってしまいました。

この点は、私もボートレースを始めたばかりの頃、かなり泣かされたことでしたのでついつい熱が入ってしまいました。

色々書きましたが、基本的はA1ランクのレーサーは恐ろしく強いです。レースグレードが一般戦であれば、6コースに入っても余裕で1着に来る事があるくらいです。

かなり以前ですが、ピット離れをミスしたA1レーサーの馬袋選手が1号艇でありながら6コースに進入する事になりました。馬袋選手を軸に買っていた私は、マジか!と思ったんですが。。。

助走スタートしたと思ったらスタートをバチッと決めて1艇身リードして内側に寄せ、2.3.4.5号艇を引き波に乗せて減速させたと思ったら、1周1マークのターンで1号艇をまくり差しにして難なく1着になったレースを見たことがあります。

まさに圧巻でした・・・。A1レーサー恐るべし!と思ったレースでしたね。

ただ、この記事に書いた様になんちゃってA1やなんでB2?みたいなレーサーがいるのも事実ですので、よく見極めて舟券を予想してください。

【まとめ】

  1. レーサーランクを信用しすぎてはダメ!なんちゃってA1やなんでB2のレーサーが潜んでいる。
  2. まずは勝率をチェック。ランクとの乖離がないか確認!
  3. 前期の出走回数をチェック。現在付いているランク以上の出走回数はこなしているか確認!
  4. 前3節の成績をチェック!現在のランクに見合う成績を上げているか確認!

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました