代理購入?ノミ行為?ちょっと待って!!仕組みは知っていますか?

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初級編
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最近ツイッターを読んでいると色々な言葉が飛び交っています。
その中でも気になるのは・・・

競艇投資・投機
俺に付いてこい
絶対に儲かる
代理購入
などなど。

この類は、3種類に分類されると考えています。(私の考え方なので正解ではないかもしれません)

  1. 自信過剰又は高度な実績を持つ実力派の予想屋さん
  2. ウソつき
  3. 詐欺師

更に簡単に言うと迷惑メールと同じで、不特定多数の中から

  1. 人が良い人や妄想が好きな方
  2. 実力よりも高望みしてる方
  3. 事故責任を回避したい方
  4. 頭が良いと勘違いしてる方
    などなどのカモを探しているだけです。

この中で今回は代理購入に焦点を当てて書いていきたいと思います。
私の知っている事ですので、間違えていた場合は一笑に付してください。
では早速。。

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代理購入とは

簡単に言うと
お金を渡すからあなたの思い通りに舟券を購入して回収率が100%を超えたら元金以上に返金してね。
という取引を言います。

これは証券や商品先物取引などの投資・投機の世界で行われている事です。
一任売買といい、相場の上手い人に任せて運用してもらい自分がやるよりも高利回りで資金を運用する事を期待して行う取引です。

これだけを読めば今まであった取引方法だし、大企業もやっている事なら危険な話ではないと思われるかもしれませんが、大間違えです。

理由は色々ありますが、一番は出資者は儲かりにくく何のノウハウもたまらない仕組みになっているという事です。
今はしていないと思いますが、一部の証券会社では会社が購入した上がらない株を、一任売買で買わせて損失を顧客に押し付けていた事もあったと聞いています。

又、商品先物取引の世界では、相場の上下を見ておらず顧客が買ったら会社は売る、顧客が売ったら会社は買うというようにして、顧客の資金を吸い取っていた悪質業者がいたと聞いています。
儲けた時にはまだ儲かる。損した時にが取り返しましょう。
そう言って言葉巧みに儲けた金は返金せず、資金を引きだしていた様です。

あなたが検討している代理購入業者は大丈夫ですか?

代理購入詐欺の仕組み

仮にAさんという競艇がずば抜けて上手い方がいたとします。
そんなAさんは、もっと儲けるにはどうしたら良いか考えました。
そこで行き着いた答えが・・・

俺の金だけではダメだ。もっと資金を用意できれば。。。
15倍が的中した場合でも1000円なら15,000円にしかならないが10,000円なら15万になる。
よし!友人に声をかけて資金を集めよう。
リターンは・・・

そして、友人に声をかけまくったAさんの元には5人から10,000円づつ50,000円が集まりました。
まだ真面目だったAさんは集めた50,000円に自己資金50,000円を加えて10万円で勝負をすることにしました。
そして実力を如何なく発揮し舟券を的中させて1か月で20万円にしてお金を出してくれた友人に一人当たり20,000円を返金しました。友人は大喜びでお礼を言ってくれます。
ここでAさんは考えました。

資金があったから普段は抑えない買目まで抑えることが出来た。だから今回の勝利はあったんだけど、その割には俺の手元に残った金額が少なくないか?
予想をして舟券を購入したのは俺なのに利率で考えたら。。。
何もしなかったあいつらと同じじゃないか。
なんかおかしい。

そこでAさんは一計を案じます。
前回資金を出してくれた5人の友人にこう持ち掛けました。

前回は1万円を預けてもらって2万円にして返したよな。
という事は、元金割れのリスクはあったにせよ何もしないで1万円得しただろ?
実は明日から始まる開催で確実な情報を得たんだ。
万が一があっても1か月あれば取り戻せると思う。
だから前回と同じくらいの利率は出せると思う。
前回の利益の1万円をもう一度俺に投資しないか?

友人は儲けた金がゼロになるだけだから損してもいいやと考えて5人全員がAさんに再度1万円を預けました。
そこでAさんは転覆や落水などが起こった予想できない様なレースや大本命で倍率が低いレースを調べてピックアップしていきます。
そんな事をして1か月が経過した時に、Aさんは暗い顔をしながら5人の友人にこう話をしました。

今回は、〇月〇日の〇〇競艇場〇レースで勝負(転覆や落水が発生したレース)をしたがダメだった。取り返すために〇月〇日の〇〇競艇場〇レース(倍率が低いレース)で勝負して取り返したんだけど、〇月〇日の〇〇競艇場〇レースで勝負(転覆や落水が発生したレース)して最終的に全部負けてしまった。
申し訳ない。

友人からすると儲かったお金だった事と友人のAさんとの今後の関係を考え引きつった笑顔で

大丈夫だよ、もとはAが儲けてくれた金だから。気にするな!また良い所があったら頼むな。

と話してくれました。
5人全員にお詫びをし終わったAさんは自宅に帰ると満面の笑みで自分の財布を見ます。
そこには勝負に負けたはずの5万円が入っていました。

意外とチョロかったな。もっと責められるかと思ったけどそうでもなかった。俺の人徳ってやつか・・。友人を騙したのは心が痛むけど、これで5万円の自己資金で10万円儲けた事と同じだな。

そうです。Aさんは舟券など購入していませんし、必死に予想をする事すらしていません。
集めたのは友人たちを納得させるトークをするためのデータだけです。
そこで味をしめたAさんはこう考えました。

前回は友人を騙したから心が痛んだが、面識もない欲ボケした奴や借金して返済に困ってる奴、競艇が下手で勝ちたいと思ってる奴が相手なら気にせず金を巻き上げられる。
ただ、問題になると面倒だから素性がバレないツイッターを使ってカモを集めよう。

そして、ツイッターのアカウントを作ると的中したスクリーンショットをどんどんつぶやいていきます。
なんせ、友人から巻き上げた5万円と自分の儲けた5万円、合計10万円ありますので、多点買いで高配もどんどん的中させていきます。(本当はガミなんですが・・・)
そして、相互フォローをしているフォロワーが多い予想屋さんを片っ端からフォローしていきます。
Aさんの思った通り、どんどんフォロワーが増えて1000人を超えた時点で行動に移しました。

今度代理購入を始めようと思います。1口1万円で10名限定。
ご希望の方はDMをください。詳細を説明します。

このツイートに反応したのはフォロワーの3%の30名。
応募者へのDMには、応募者が多数だった事と抽選で代理購入への参加権が当選した事、勝負の開始日、入金締切日、回収率が100%を超えた場合の利率、返還日、振込口座の情報などを記入して返信しました。
数日後に応募者30名中15名が1万円づつ振り込んできました。Aさんはウハウハです。
そして、前回の様に返還日に後付けで説明をして出資者に許してもらいます。

これで代理購入詐欺は完成です。
問題はAさんは詐欺が悪いと思っていない点です。
Aさんの言い分は

どうせ俺がカモらなくても他の人間にカモられている。
だって楽して儲けようとしてるじゃん。
世の中そんなに甘くないよ。
信じる者は儲かるのではなく、信じて努力する者が儲かるんだ。
バカはそれがわかない。
いい勉強代じゃねぇか。ご苦労さん。

だった。

騙す方が悪いのは分かりますが、騙されれる方に問題がなかったのかというとそうではないと思います。
ここで気にしてほしいのは悪い悪くないではなく、問題が有ったか無かったかという事です。

私が考える問題点は下記の通り

  1. 友人が良い人すぎるのでAさんが調子に乗った。
  2. 不透明な的中報告を信頼した。
  3. 会ったこともない人を信用した。
  4. 1万くらいならと金額の大小を判断基準にしているフシがある。

詐欺を働こうとする人は隙と欲を突いてきます。
信頼させ方も心得ています。
検討している代理購入は大丈夫ですか?

ノミ行為との違い

よくノミ行為は禁止します的な話を聞いたことはないだろうか。
このノミ行為とは何なのか知っていますか?
お客様の注文をノミこんでしまう事からノミ行為といわれています。
簡単に言うと

注文を受付けた舟券を買わずに、的中したら上限倍率までの払い戻しを行う行為

の事です。

ノミ行為にはノミ屋といわれる胴元がいます。
この胴元が一定のルールを決めます。
私が知っているのは・・・

  1. 最低金額(1点100円では受けてもらえません。)
  2. 集金日(電話やメールで注文を受けて代金は後払いの為)
  3. 払い戻し上限(100倍までのところもあれば、青天井のところもあったようです)
  4. 割引率(外れた場合の戻り金額)

このルールに従ってノミ屋に舟券の注文を入れます。

代理購入と比べるとまだマシといえるでしょう。
代理購入はお客さんに打撃を与えますが、ノミ屋は主催者側に打撃を与えます。
ノミ屋がノンだ分は本来舟券の売り上げになるはずの金額だからです。
いずれも違法ですが、何となく許されるのはノミ屋の様に思われます。

ノミ行為の全容

ノミ行為は下記の様に進みます。
例として最低金額1000円(1点1000円以上)集金日は月曜日、払い戻し上限は100倍、割引率10%で説明します。

  1. あるレースを10点予想で各1000円の均等買いをしようと考えてノミ屋に電話をします。
  2. ノミ屋に買目と購入金額を伝えます。
  3. ノミ屋が受付けて注文完了
  4. レース開始。
  5. 残念ながらハズレ。
  6. 翌週の月曜日にノミ屋の集金人がやってきます。
  7. 今回は1000円の均等買いで10点購入したので1万円になりますが、割引率が適用されて9000円払って終了。

これが利用者側から見たノミ行為です。
では、胴元から見たノミ行為は・・・

  1. お客様から電話が入り、10点に1万円の均等買いの注文を受ける。
  2. 受付けるかどうか瞬時に検討し返答。
  3. 倍率が高いものは他のノミ屋に注文を出しリスクを分散。
  4. 分散しきれなければ舟券を購入。
  5. レース開始。
  6. 130倍を的中される。リスクを分散したノミ屋に集金し舟券を換金。
  7. 翌週月曜日にお客様に的中した配当100万円から舟券購入費用9万円を差し引いた91万を支払い終了。(上限が100倍の為)

となる。

これは、競艇の事とノミ屋の事を熟知していないと商売にならない仕組みになっている。
お分かりだろか?
ノミ屋(胴元)の一番のリスクは高配を的中される事です。
元々10万円分の舟券を9万円分で受け付けています。
この状態で購入者があまり集められないまま高配を的中されると持ち出しのリスクがあります。
それにノミ屋を狙った詐欺師もいました。
高額でどんどん賭けて当選したら受け取り、負けた場合には集金日までに蒸発してしまう。
こんな魑魅魍魎が跋扈する世界なので、ノミ屋のバックには怖いお兄さん方が控えており、問題が起これば解決にあたっていました。
これがノミ屋は暴力団の資金源であるといわれる理由です。

話は脱線しますが、コーチ屋という言葉も聞いたことがあると思いますが、彼らはノミ屋とはちがいます。
競艇場や場外舟券売り場でウロウロして、お客さんに『次のレースの裏情報を入手してる。〇が頭でヒモは〇。間違えないよ』『お兄さん(おじさん)それじゃ当たらないよ。次は〇が頭で〇がヒモ。それで決まり』などと声をかけて教えたとおりに買わせる。この予想はでたらめで、10人に声を掛けたら全員違う目を教えて回る。
別の人が教えたとおりの目を購入したお客さんを尾行し、的中した場合は声をかける『的中おめでとう。俺の言った通りだろ。お礼はどれくらいくれる?もちろん半分はくれるよね?』などと話をしてゴネると怖いお兄さんが登場してコーチ料として的中した配当の半分程度を持っていかれます。
これが、ノミ屋と共に暴力団の資金源とされる理由です。両方とも違法であることは言うまでもありません。

では、話を戻します。
ノミ屋を利用する側にはメリットもあります。
10%引きで競艇を楽しめる事です。
又、場外舟券売り場や競艇場が物理的に遠い方には重宝されていました。
一定の需要がありましたが、テレボート(電話投票)やネット購入の普及、暴対法の締め付けでどんどん廃業に追い込まれたと聞いています。

まとめ

お分かりいただけましたか?
私がもし代理購入を利用するなら下記の条件にすべて当てはまった場合のみです。

【個人の場合】

  1. 月利率5%以上
  2. 相手の実家を知っている。(親の住所を知っている)
  3. 自宅住所を知っている。(家族構成を知っている)
  4. 担保のがある事
  5. 事前に購入レースと買目の提示
  6. 途中返還が出来る事。
  7. 総資本額の提示
  8. 契約書の締結
  9. 住民票の提示
  10. 印鑑証明書の提示

【法人の場合】

  1. 月利率5%以上
  2. 社長の自宅住所を知っている。
  3. 社長の家族構成を知っている
  4. 担保のがある事
  5. 事前に購入レースと買目の提示
  6. 途中返還が出来る事。
  7. 総資本額の提示。
  8. 登記簿謄本の提示
  9. 印鑑証明書の提示

多分、必ずどれか提示できないはずです。
要するに私は絶対に利用しないという事です。

代理購入が商売として成り立たない理由はもう一つあります。
他の記事でも書きましたが、ハズレ舟券は経費として認められません。
一定額上の払い戻しがあった場合は所得税がかかります。
国税の追い込みは、かなり厳しいと聞いていますので、バックレれば金額によっては逮捕起訴されます。
そして、国税はネット投票に目をつけているというニュースを見た事があります。
100万円以上の払い戻しを受けている利用者情報を開示するように求めているとも聞いています。
もちろん公営競技主催者全員が反対して行っていないようですが・・・。

イメージできない方のために、税金の計算方法を書いて記事を締めくくりたいと思います。
代理購入を事業として行って利益が出るのか?
よく考えてから決めてください。

税金の概要

1点1万円で10点を均等買いして30倍を的中した場合。
10万円が30万円になりません。

的中した舟券1点分1万円が経費として認められるので課税対象は29万になります。
しかし、手元にある30万円は舟券を購入するために先払いしている10万円を差し引くと20万円しかありません。
20万円で29万円にかかかる税金を払わなければならないのです。

代理購入業の税金

では代理購入業を行った場合を見てみましょう。
商売としてやるなら1レースだけではありません。
1年に10回程度は行い、的中率は50%と仮定します。
前記の30倍配当がつくレースを的中率60%で回すのは現実的ではないので、平均配当率を20倍にして計算すると下記の通りです。

舟券購入費  10万円(1レース分)×10レース 100万円
払い戻し   20万円×6レース(的中率60%) 120万円
勝ち金    20万円
経費     7万円(的中した舟券7本の購入金額)
課税対象額  113万円-20万円(控除額) 93万
税金     所得税5%  46,500円
住民税10% 93,000円(地域によって違います。)
税引き後利益 60,500円

代理購入をしている人の人件費を引いて残るかどうか考えてみてください。
又、代理購入をする人に別の収入があった場合は所得税率は跳ね上がります。
そうなると税金を払って終了!!
となるか、税金の方が高くなって勝ち金以上に支払わなければならなくなります。
事業として成り立ちますかね?

※注意
代理購入とはの項で登場したAさんは話を分かりやすくするための架空の人物です。

私の事ではありませんし、実在もしません。
くれぐれもお間違え無きように。

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