よく的中させたければレーサーを覚える事だ!と言われます。
非常にあいまいな表現で何を覚えたらよいかピンとこない方もいるのではないでしょうか。
レーサーを覚えると言う事を具体的に言うと、出走表を見てレーサーの名前で実力を判断できるようになるという事です。
そのためには、名前だけでなく過去実績やレース時の戦法等を覚えると言う事です。
全員覚える必要はありませんが、各開催に出場している主要メンバーくらいは覚えるようにすると、的中確度は上がります。
では、どのように覚えたらよいのでしょう。
その方法は色々ありますが、覚える時に気を付けることを3つ説明します。
名前で覚える
突然ですが、人から名前を聞かれたときに、フルネームで答えますか?名字を答えますか?それとも名前を答えますか?
ほとんどの方、名字を答えると思います。と言う事は極論ですが、他人を覚える時には、名字で覚える癖が付いているという事になります。
この癖がついたままでレーサーを覚えようとすると、対応できない場合があります。
それは同姓のレーサーが複数組いる事が原因です。
同姓のレーサーが実力的に同じであれば間違えても問題ありませんが、実力差があったり、その時々によって片方が絶好調でもう一方が絶不調だったりすると勘違いして予想の軸に置いてしまうと大失敗する可能性が大きくなります。
フルネームで覚えるのが一番良いですが、覚えられない場合はニックネームを付けたり登録番号を覚えたりするとよいでしょう。
実例1 桐生順平選手を覚える場合。
桐生選手の登録番号は4444番。非常に覚えやすい番号ですので4が4つの桐生と覚えます。
実例2 海老澤泰行選手を覚える場合
失礼な話ですが、お名前の泰行という字が奉行に似ています。この事から【エブサワブギョウ】と覚えました。
実例3 岡本猛選手と岡本大選手を覚える場合
これも失礼な話ですが、岡本猛選手は『岡猛』(おかもう)岡本大選手は『岡大』(おかだい)と覚えました。
実例4 篠崎元志選手と篠崎仁志選手を覚える場合
たびたび失礼な話ですが、篠崎元志選手は『モトジー』篠崎仁志選手『ヒトシー』と覚えました。
進入コースで覚える
ボートレースは、好きなコースに入る事が出来る競技です。
この事から常に1~3コースに入ってくる『イン屋』と言われるレーサーや何号艇になろうが6コースに入る『アウト屋』と言われるレーサーがいます。
この様な特徴があるレーサーは、覚えやすく予想にも直結します。
イン屋の代表格は江口晃生選手。
何号艇に乗っても必ずと言って良い程内側へ前づけしてきます。
アウト屋の代表格は阿波勝哉選手。1号艇に乗ってもピット離れの時に他艇よりも遅く発信して6コースに入ります。
他にもイン屋は、西嶋義則選手や鈴木幸夫選手などが有名です。また、アウト屋では、小川昇司選手も有名です。
ボートレースの特性上、イン屋は今後もいなくなる事はないと思いますが、アウト屋は減っていくと思います。
SG出走表で覚える
直近SG3開催分の出走表を見てレーサーを確認してください。この中で2開催以上出場しているレーサーは現在のボートレース界の中で上位ランクとと思って間違いないと思います。
このレーサーが一般グレードの開催に出れば、3着以上を連発する可能性は高いです。
また、優勝者はトップクラスのレーサー同士でしのぎを削った上で勝利した事になります。
実力、調子共にボートレース界で上位であると考えてよいでしょう。
この様なトップレーサーとB2ランクの新人レーサーが、一般開催では同じレースに走る事もあるのがボートレースです。
トップランクのレーサー名を覚えておけば、出走表を見ただけで軸が見える事もありますので、是非活用してみてください。
レーサーの覚え方3選のまとめ
レーサーを覚えると言う事は、ボートレースを良く知ると言う事です。
トップクラスのレーサーを知っているだけで、軸にするレーサーを見分ける時間が短縮できるだけでなく、誰が人気を集めるかが見えてきます。
もし人気を集めると思ったトップランクのレーサーが、勝率の低いモーターを抽選で引いて調子を崩していたら、どうなると思いますか?1号艇でも勝てないほどの調子の悪さであれば、万舟券ゲットのチャンスです。
逆にトップランクのレーサーが、勝率の高いエースモーターを抽選で引いて調子も絶好調ならどうでしょう。
まさに1着ラッシュで完全優勝も見えてきます。
出走レース全てで軸として考える事が出来るのでセンターから外の艇に入った時には、それなりの配当を狙いに行く事も出来ます。
レーサーを覚える前と後では、出走表の見え方が大きく変わります。
今回紹介した方法以外にも、自分がおぼえやすいと思った方法を見つけて是非レーサーを覚えてください。
コメント