ボートレース唐津はインが強いかと思えば、えぇぇ!っと思わせる結果が出ること感じられる方も多いと思います。
淡水でプールというレーサーの実力差やモーターの調整具合が、そのまま結果に出やすい水面と思でありながら、モーニング開催という特徴からなのか、10万舟券が飛び出す事もある穴党も楽しめるレース場になっています。
まずは、基本情報から押さえてください。
基本情報
水質
淡水になります。淡水の特徴は、海水と比べて浮力がなく、水面が硬い事です。体重が重いレーサーや新人で淡水に慣れていないレーサーには走りにくい水質になります。
競走水面
プールになります。水面が海や川などのレース場で見られるや水位の変化や水流が発生しない静水面と言われています。
使用可能チルト
-0.5、0、0.5、1.0、1.5、2.0、3.0の7種類から選択が可能です。モーターの調整方法とレーサーの腕によっては、角度の高いチルトを選択することができるレース場になります。ただし、ほとんどの場合は-0.5、0のいずれかを用いるレーサーが多いです。
開催時間
開催ははモーニング開催になります。第1レースが8:49出走で採集は14:44出走となります。第一レースから企画レースが続きますので、早起きは3文の得的かレース場になります。
企画レース
GⅢ以下の開催では、7レースが企画レースになります。
1レース 1号艇にAランクレーサー
2レース 1号艇および2号艇にAランクレーサー
3レース 1号艇および3号艇にAランクレーサー
9レース Aランクレーサー3人 Bランクレーサー3人
コース別入着率
1コース 1着率約57% 2連率約70% 3連率約80%
2コース 1着率約16% 2連率約40% 3連率約60%
3コース 1着率約9% 2連率約35% 3連率約55%
4コース 1着率約11% 2連率約30% 3連率約45%
5コース 1着率約5% 2連率約20% 3連率約35%
6コース 1着率約1% 2連率約6% 3連率約20%
出目データ
【3連単】
1位 123 約7%
2位 132 約5%
3位 124 約5%
4位 134 約4%
5位 142 約4%
コースレイアウト
1マーク入り口付近 42m
1マーク道中 102m
1マーク出口 87m
2マーク入り口付近 56m
2マーク道中 178m
2マーク出口付近 70m
ボートレース唐津の狙い目
ボートレース唐津の特徴は、風と待機行動の時間が長い事になります。
風については、午前中と午後で風向きが変化する事が多く、レーサーからすると2走目でも1走目のスタート感が参考にならない事になります。特に追い風の時には、慎重になるレーサーが多い様に見受けられます。
待機行動時間は、24場の中で最長の1分50秒となり、出足型にモーターを調整してインコースを取りにいくレーサーからすると、絶好のレース場になります。1号艇の1コースへの進入率を見ると全国平均を下回っています。
さらに、コース別入着率と企画レースを見てください。企画レース数は4レースと1日のレース数の1/3を占めています。それもすべて1号艇にはAランクレーサーが乗ります。この事が1コースの勝率を押し上げています。
企画レース以外の1号艇の1着率は50%を下回るとも言われていますので、企画レースと普通のレースでの予想方法を変える必要があるレース場になります。
これらの事から、ボートレース唐津の狙い目は・・・
企画レース 基本的に1号艇を軸にして2.3号艇の2着、2.3.4.5号艇の3着が本線。
普通のレース 基本的には1号艇と2.3号艇のいずれか1艇の2軸として、1着2着はその艇の折り返し、3着は流しが本線。
となります。
ボートレース唐津の狙い目のまとめ
ボートレース唐津では、風とレーサーの腕が予想ファクターの優先順位として高くなります。
ピットを離れてから小回り防止ブイまでの距離が長いので、この間に内側に詰めてしまえば、スタート時の助走距離が短くなるリスクがなくなります。レーサーとしては狙いたいと考えますが、出足型に調整するにはそれなりの腕が必要になります。
この手の調整は、以前のルールで戦っていたベテランレーサーに分があります。A1ランクのベテランレーサーがインを狙いに動きそうな場合は、展示航走で判断して絡めて買うのも面白いかもしれません。
【まとめ】
- 企画レースはインが強い。しかし、他のレースはそうでもない。
- 2号艇の3連率が高めなので、レーサーに腕がない場合を除いて必ず絡める。
- 追い風時は、スタートが不得意なレーサーは要注意。
- ベテランのA1ランクレーサーには、要注意。早い段階からコース取りを仕掛けてくる可能性がある。
- 午前中と午後で、風向きが変わる事があるので、要注意。
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