ボートレース三国は、2018年よりモーニング開催を始めたレース場です。ボートレース芦屋同様で第①レースから第4レースまで企画レースが組まれていて、早起きは三文の徳的な開催となっています。
ただし、ボートレース三国は、夏は海風が吹き、冬は北風と雪。年中風が吹いているイメージで、しかもスタート時にはこの風が追い風となるためインコースが強いことが特徴です。
しかし・・・、この風が強くなりすぎるとスタートタイミングが合わずスタート隊形が崩れる場合があり、こうなると2~5号艇まで軸になりえるので、まずはスタートが重要になります。
まずは基本情報で、大まかな特徴をつかんでください。
基本情報
水質
淡水になります。淡水の特徴は、海水と比べて浮力がなく、水面が硬い事です。体重が重いレーサーや新人で淡水に慣れていないレーサーには走りにくい水質になります。
競走水面
プールになります。水面が海や川などのレース場で見られるや水位の変化や水流が発生しない静水面と言われています。
使用可能チルト
-0.5、0、0.5、1.0、1.5、2.0、3.0の7種類から選択が可能です。モーターの調整方法とレーサーの腕によっては、角度の高いチルトを選択することができるレース場になります。ただし、ほとんどの場合は-0.5、0のいずれかを用いるレーサーが多いです。
開催時間
モーニングとデイレースの2種類を開催しています。
企画レース
GⅢ以下の開催では、1~4レースが企画レースになります。
1レース みくにあさイチ 1号艇にAランクレーサー
2レース みくにあさガチ 1.2号艇にAランクレーサー
3レース みくにあさズバ 1.3号艇にAランクレーサー
9レース みくにあさトク 1~3号艇にAランクレーサー
コース別入着率
1コース 1着率約57% 2連率約70% 3連率約80%
2コース 1着率約18% 2連率約45% 3連率約60%
3コース 1着率約10% 2連率約30% 3連率約50%
4コース 1着率約10% 2連率約30% 3連率約50%
5コース 1着率約4% 2連率約15% 3連率約30%
6コース 1着率約1% 2連率約7% 3連率約15%
*傾向をつかんで頂く事を優先して鋳ますので、大まかに記載していますが、大きく違ってはおりません。
出目データ
【3連単】
1位 123 約7%
2位 124 約6%
3位 132 約5%
4位 142 約4%
5位 134 約4%
コースレイアウト
1マーク入り口付近 45m
1マーク道中 70m
1マーク出口 92m
2マーク入り口付近 72m
2マーク道中 150m
2マーク出口付近 64m
ボートレース三国の狙い目
追い風が吹く日の多いボートレース三国は、インコースが強く5.6コースが非常に不利なレース場です。5.6コースの成績は全国的に見ても下位にあり、1~4コースの組み合わせで殆どが決まっています。
しかし、万舟券は少ないかというとそういうわけではありません。5.6号艇が3連単にからみながら、1号艇の2.3着予想で取れる場合や、1着1号艇からの2着6号艇でも6号艇に乗るレーサーによっては万舟券になります。
出目的に見ても、1コース艇が1着で2~4コース艇の組み合わせで決まることが多く、約20~25%を占めています。これはG3以下のグレードレースで、企画レースが組まれている事も大きな原因ではありますが、約4~5レースに1度は、この組み合わせで決着しています。
高配当を狙うには、5.6コース艇が絡む舟券で勝負が出来るレースを選ぶと良いかもしれません。
これらの事からボートレース三国の狙い目は・・・
本線 1コース艇を1着 2着は2~4コース艇 3着は流
穴狙い 2.3.4コース艇のボックス買い
になります。
*ボックス買いとは、指定した数字を全通り購入する買い方です。
例:123のボックス買いの場合 123.132.213.231.321.312の6点買い
ボートレース三国の狙い目のまとめ
ボートレース三国は、本命党には5.6コースをはずして購入できる分点数を抑えて勝負が出来るので万が一外しても痛手は少ないレース場といえるでしょう。
また視点を変えてみてみると、穴党には5.6コース艇を軸にで2.3着を1~4コース艇に絞って勝負が出来るので、これも少点数で勝負が可能です。
番組と天候条件によって本命・穴と視点を変えて勝負してみると意外といい結果に結びつくかもしれません。
【まとめ】
- 追い風が吹きやすい環境である事からインコースが強め。
- 5.6コース艇の勝率は全国平均で低め。
- 企画レースが第1~第4レースと多く、本命党には朝イチが狙い目。
- 1号艇1着で、2着は2~4号艇の組み合わせが全体の20~25%
- 穴狙いは1号艇が弱い番組の2.3.4号艇のボックスが狙い目
コメント