ボートレースをやっていると、レース場ごとに特徴がある事が分かってくると思います。初心者でも当てやすいレースや企画レース、穴狙いのレースなど各レース場で組まれる番組も特徴があります。
何処を狙えば良いかやレース場によって注意する号艇はどこか?など分かっていれば、より当てやすいと思います。一般的にボートレース戸田は難しいとされていますが、特徴をつかんでレースを絞ればそれなりに当てることは可能です。
今回は、私の感覚的なもの含めて各レース場で何処を注意してみればよいかをお伝えしたいと思います。
コースレイアウトと展開の関係
全国には24のレース場があります。全て同じ1周600mのコースになりますが、レイアウトについては同じではありません。1マークの入り口が狭かったり、2マークのホーム側が広かったりと各レース場にそれぞれの特徴があります。
この特徴によって、各マークでの展開が変わってきます。
例えば1マークブイをホーム側に寄せて入り口を狭くしているレース場では、1コースの艇は1マークに向って斜めに走らなければなりません。
3コースよりも外側の艇は、直進すれば1マークに到着するとしますので、斜めに走った分だけ1コースの艇は距離的に長くなります。また、旋回時についても加速したまま小さく回ろうと窮屈になりますので、大回りになりやすい傾向があり、他の艇に内側から差す隙を与えやすくなります。
2マークのホーム側を広く取っているレース場では、レーサーが加速したままターンしても流れて側壁に激突する事が少ない為、全速で旋回していきます。
この様なレース場では、バック側で加速し1着艇に内側から舳先をかけて、そのまま全速で2マークをターンできる事から、1.2着が入れ替わる事もあります。
このように、コースレイアウトがレース展開を予想する上で非常に重要になってきます。
出目の特徴
各レース場では、3連単で1-2-3の目が何%出たか等の様な統計を発表しています。これは前記のコースレイアウトから来る特徴や組まれる番組の特徴を見る上で非常に役に立ちます。
ボートレースのセオリーは、相当下手なレーサーが入らない限り、1コースに入りやすい1号艇が絡む舟券が人気を集めます。次に2連対に絡みやすいのが2コースから4コースと言われています。
要するに、1号艇が1着で2.3.4号艇が2着、2着に入らなかった2.3.4号艇が3着に入る可能性が非常に高いという事なのです。3連単では、123 124 132 134 142 143の6点が各レース場の出目TOP3を締めています。
しかし、各レース場の出目表TOP5では5号艇や6号艇が入っているレース場も多々有ります。これには、色々な理由がありますが詳細を記載すると非常に長文となりますので別記事にてお伝えしたいと思います。
西日本と東日本で狙い目が変わる?!
ここまでの説明で各レース場のコースレイアウトに特徴があり、出目が偏る事もご理解いただけたと思います。
では。。。各レース場では、どのコースを狙えば良いか。どのコースを注意したらよいかと言う話になりますが、詳細はコースレイアウトや出目表と並行して記載した方が分かりやすいと思いますので、各レース場の記事に譲ります。
レース場を俯瞰して東日本と西日本に分けた場合、どのような特徴があるかをお伝えしたいと思います。
基本的に東日本にあるコースは、4~6号艇が3着以内に絡みやすく、1号艇が1着にならないレースも多く見受けられます。戸田や桐生、平和島などは、3号艇や4号艇にA1ランクでSG常連レーサーが入った時には、見事な捲くりや捲くり差しを決めて、1着になることが多々あります。
対して西日本にあるコースでは、1号艇が1着になる事が多く、軸が決め易い特徴があります。大村や住之江などは、インが強い事で有名です。芦屋や三国、唐津、徳山はモーニングレースで企画レースを組んでおり、1号艇にAランクレーサーが入る番組が多く組まれる為、1号艇が軸になり易いレースが多いのも特徴です。
予想の熟練度別お勧めレース場
私見ですが、私の感覚で予想の熟練度別のお勧めレース場をお伝えしたいと思います。
入門向け
大村や芦屋、住之江、下関、徳山をお勧めします。これらのレース場では、1号艇が軸になりやすく、2着についても見やすいレースが組まれる事があり、私見ですが当て易い番組が多いレース場です。




初心者向け
蒲郡や尼崎、児島、三国、津、多摩川がお勧めです。コースレイアウトが素直なので、分かりやすいと思います。レーサーを覚えてくれば、中穴狙いも楽しめるレース場だと思います。
中級向け
桐生や浜名湖、常滑、若松、唐津がお勧めです。コースレイアウトに特徴があり、特定のコースが強かったり、企画レースでAクラスのレーサーが4号艇に入ったりと、番組も特徴があるので穴狙いで楽しむ事もできます。
上級向け
戸田や江戸川、琵琶湖、なると、丸亀、平和島、福岡、宮島がお勧めです。コースレイアウトだけでなく、番組にも特徴があり、天候条件によっては大荒れに荒れるコースです。丸亀にいたっては、4レース連続で万舟券が出たこともあります。
まとめ
私は、始めたばかりの頃、全くこの事を考えていませんでしたし、A1ランクのレーサーから買っておけば間違いない的な、お馬鹿さんでした。ですので、平気で江戸川や丸亀のレースに手を出しては、惨敗していました。
ナイトレースで遊ぶ事が多かったので、丸亀が難しいなら若松だ!とか俺は桐生と相性が良いから桐生なら大丈夫だ!と訳の分からない理由でレース場を決めたりしていました。もちろん当る訳有りません。
なんでもそうですが、敵を知り己を知れば百戦して危うからずです。
他のファクターと同じ様に、レース場を研究する事でレース選定の精度が上がり、的中率は改善されますので、ここは外さないようにしてください。
【まとめ】
- コースレイアウトは各レース場で違う。
- コースレイアウトによって、注目するコースが変わる。
- 各レース場の出目表は、番組構成を読む上でも重要なデータである。
- 自分の予想習熟度で、購入するレース場を決めたほうが当て易い。
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